カバー刷了

午前九時、カバー刷了。

投稿者 町口覚 : 09:02

七台刷了

午前三時半、本文九台中、七台刷了。
本文の残り二台は、35mmのカラーフィルムからモノクロに変換しダブルトーンで印刷する。
要するに、雪山が白黒。あとは、カバーと帯。。。
眠ぃーゾー。

投稿者 町口覚 : 03:36

本表紙刷了

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午前二時半、突然、本表紙刷了。
紙はアドニスラフのコットン。
もちろん肌触りは雪でっす。

投稿者 町口覚 : 02:47

六台刷了

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午前一時半、本文九台中、六台刷了。
渡辺洋一写真集『雪山を滑る人』の印刷会社は元・大日本印刷。
確信の残跡か、セコさの残跡か。

投稿者 町口覚 : 02:12

五台刷了

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午前零時、本文九台中、五台刷了。

突然ですが、明日午前零時より “bookshop M” で発売開始!
M label No.11 TAKAHASHI=UKAI『Ziraiya』のご紹介。

ナイーヴなアンテナがとらえる世界は、すべてを物語ると同時にすべてを捨て去り、観る者に、現実と虚、此世と彼世のかぼそく跡のない境界線上を歩く生の有り様を、まざまざと突きつける。8×10の大判カラーネガフィルムにとどめられた、自身によって印画紙に焼き付けられた、独自の美意識に塗り込められた、「高橋恭司の世界」が人々の印象に強く刻まれたのは、90年代半ばのこと。
その作品群は、数多くの優秀なアートディレクターたちの心を惹きつけ、時代を超越した。しかし高橋は、表現者としてどう生きるかを強く自問するあまり、禁欲的な写真への求道者としての嶮しい道を選んだ。
2008年、『Life Goes On』(97年)から十数年に渡る沈黙を破り写真集を発表。
そして、2009年、写真を通しての様々なトライアルによって、写真家の語るべき写真論を追求する高橋は、この写真集『地来矢』をその一環として、Mレーベルより刊行。また、高橋が自分と共通する作品を紡ぐ繊細な糸の持ち主である写真家、鵜飼悠と出会うことによって、実現した写真集でもある。
すべての作品は写真集のなかで、被写体たちが重力の中に存在していたときの縦横左右を完全に失い、また、撮影された写真はそれがどちらの写真家によるものなのか、いっさい示されることなく混然と配置されている。
2人によって共有された磁場からたちのぼる空気は、90年代の高橋の作品がわれわれを永遠の迷路に誘い込んだときと同様の、謎めいた風の源となり、観る者の心を揺さぶる。

ってな感じで、奇本であり問題作であることは間違いないです。
俺っちが、ホント、頭を悩ませて苦しんでアウトプットした力作でもあり自信作でもある写真集です。
是非、手に取ってみて下さい。写真の未来がいっぱい詰まってますよ。

投稿者 町口覚 : 00:28