2008年05月17日

S'MORIYAMADAIDO

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佐内の DUST が無事刊行され売行絶好調!限定千部なのでお早めに。
で、次に俺が造本した写真集で刊行(来週書店にお目見えしま〜す)するのが森山さんの写真集。
開催中の写真展に間に合わないぐらい(すいません)の力作になっています。
テーマは “物質”。
カタチ、紙、インク。とにかく “物質” に拘りました。

モリヤマさんはこんなこと言ってます。

スポーツに縁遠いぼくにとって、たとえ無人の風景写真とは言え、競技場をテーマとした写真を撮るという作業は、とても新鮮で不思議な思いだった。そして、その思いは撮影現場からいったん離れた後の、現像やプリント、そして印刷という、本へのプロセスを辿るうちに、さらに色濃くなった。なぜなら撮影者のぼくの思惑を超えて、写された風景が、印画紙の上や印刷された紙の上で、みるみる物質化されていく感覚に強く捉われたからだ。競技場や球場というスペースが、いや、照明スタンドやネット、ゴールラインや立ち木、芝の一本一本から氷面の傷、雪粒一つに至るまで、それぞれが物質化して際立ち、鮮明なメッセージを語りかけてくるように思えた。

なんだかヤバい写真集になってる気配しません?
まぁ乞うご期待、ってことで。

投稿者 町口覚 : 19:20

2008年05月03日

GTR de DUST

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佐内が GTR に乗って自彫した DUST を仕事場に持って来た。
GTR もピッカピッカだけど DUST もピッカピッカ。
近所をドライブ。やたら凄〜い車なことは確か。身体が緊張する。

五月五日、DUST 発売。
五月六日、次の写真集の打ち合わせ。

原点から明日へ。もう止まらない、っす。

投稿者 町口覚 : 23:37

2008年05月02日

DUST BLUE

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対照 第二弾写真集 佐内正史「DUST」が製本所から届きました〜。
今日から佐内は表紙に必死に自彫していることでしょう。
対照 第一弾写真集 佐内正史「浮浪」の表紙は、スカーレットのアクリル。
対照 第二弾写真集 佐内正史「DUST」の表紙は、ブルーのアクリル。
俺のキーにはホルダー代わりにスカーレットとブルーのアクリル。
印刷は共に、プロセス四色同時全面グロスニス乾燥後全面グロスニス。
もちろん製本は糸縢です。

勇気と未来の写真集「DUST」は、下記ウェブサイトで、五月五日の子供の日から発売開始!

www.sanaimasafumi.jp


投稿者 町口覚 : 23:08

2008年04月28日

図書印刷の石川さん

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先々週は、京都のサンエムカラーで(佐内正史写真集の)印刷立会。
先週は、板橋の凸版印刷で(佐藤信太郎写真集の)印刷立会。
好きですね〜、印刷。
で、今日も元気に静岡の図書印刷で(森山大道写真集の)印刷立会してます。
図書印刷の印刷職人・石川さんとはお久しぶりのお手合わせ。
もう十数年前に俺が(まだ23歳で)初めて印刷立会した時の職人さんが石川さんだった。
右も左もわからんクソガキの俺に手取り足取り印刷を丁寧〜に教えてくれた。
でも、上の(森山さんなんで一応)白黒写真の佇まいからわかるように、怒らせるとめちゃめちゃ怖い大人でもあったりします。

投稿者 町口覚 : 17:58

2008年04月23日

紙と祖父江さんと新幹線

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昨日は、王子製紙の春日井工場に取材しに行って来た。
同行をお願いしたのがブックデザイナーの祖父江慎さん。
紙おむつ、ティッシュ、トイレットペーパー、包装紙。
いろんな種類の紙をつくるゲンバを一緒に見学した。
流石に祖父江さんは、目のつけどころやゲンバの人に対する質問が鋭い。
楽しく取材が出来てよかったっす。

帰りに名古屋で楽しくビールと手羽先を堪能していたら、新幹線が停止。
仕様がなく待機ビールとひつまぶし。
なんとか動いたものの東京に着いたのは深夜二時。
まぁ、竹鶴ウヰスキーの水割り飲んでグリーンで爆睡してたけど。

今日は、とにかくGW前で仕事がメチャクチャ。
明日も、メチャクチャ。
明後日は、久しぶりに凸版二平で印刷立会。
GWなんだから一日ぐらい休みたいけど、無理か。

投稿者 町口覚 : 23:11